自動車事故の対応法!?もしものために準備しておきたい知識

自動車事故への心構え

行楽シーズンを迎え、海や山へのドライブを計画している人が増えています。
周りの目を気にせず、家族や友人としゃべったり音楽を聴いたりしながら行きたいところに行けるのが車の魅力です。
しかし、そんな楽しみと一緒について回るのが事故のリスク・・・。
自動車損保協会によると、自動車事故による損害物数は年間約690万件にも上るそう。
いざというとき、慌てないで済むために発生直後の対処策から普段からの心構えなど、最低限の知識を予習しておきましょう!

「自分は運転が上手いし、事故なんか起こさない」と思っている人ほどキケン!

交通事故の主な発生原因

「自分は仕事でも毎日運転しているし、大丈夫。」
運転歴が長い人ほどそう思うでしょう。
しかし、その慢心こそが実は事故につながる一番の原因かもしれません。
とある専門家は、「自動車事故の主な原因は、運転技術ではなく”見落とし”です」と語り、「安全不確認」「脇見運転」「動静不注意」などの見落としこそ一番気をつけなければいけないと注意を促しています。

見落としとは、つまり目から入る情報を処理できなくなることで、思い込みや焦りのほか長時間運転による疲れや携帯電話使用による不注意などが原因で発生するそうです。
遠くへ出かけたり、渋滞により運転時間が長くなったりしがちな行楽シーズンこそ特に注意が必要です。

 

自動車事故が発生!まず何をする?

自動車事故イメージ

しかし、どれだけ注意しても100%の安全はありません。万が一事故を起こしてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。
まず必要な行動は2つ。

「けが人の救護」と「事故車の移動」です。

けが人がいる場合はすぐに救急車を呼び、出血がある場合はタオルなどで止血、衣服やベルトをゆるめてあげるなど到着するまで可能な限りの応急手当をしてください。
けが人は軽傷の場合、とりあえず「大丈夫です」と言いがちですが、数日後に動けなくなるケースも珍しくないのが交通事故です。出来るだけ早く医師の診察を受けてもらいましょう。

事故車を安全な場所へ移動させることも、急いで行わなければいけません。
例えば狭い道で車両同士が接触してしまった場合、その場で傷の確認をしていると後続車両が渋滞してしまいます。また、外に出ている人に後続車両が気づかず、思わぬ事故を招く危険もあります。

手続きはどうすればいいの?

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以上2つの対応が終わったら、警察へ届けましょう。
警官の立会いで現場の状況が確認されると、実況見分調書として記録が残ります。自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)の請求に必要な「交通事故証明書」という書類は、事故発生時に警察署への届出がありませんと発行されないので気をつけましょう。

事故に相手がいる場合は、住所・氏名・連絡先や車両のナンバープレート、自賠責保険や自動車保険の保険会社名・契約者名などを確認します。
注意点は「その場で示談しない」ことです。
慌てて示談すると、法外な賠償金や治療費を請求されたり、保険会社から保険金が支払われなかったりすることがあります。「保険会社と相談した上でご連絡します」と、冷静に伝えましょう。安易な謝罪も禁物です。「大丈夫ですか」という気づかいは必要ですが、「すみません。ボーッとしていて…」などとうかつに口走ってしまうと、自分に非があることを認めたと捉える相手もいます。

これらの対応が一通り終わったら、事故の内容を保険会社に連絡します。これは自分が被害者の場合も同様です。後にこちらにも過失があったことが判明することもあるからです。CM等のイメージにより、真っ先に連絡すれば安心と思えるかもしれませんが、警察より後で構いません。とはいえ人身事故の場合、事故発生後60日以内に事故報告がないと保険金が支払われない場合があるので、迅速に対応しましょう。

どんなに注意しても事故は起こるもの。日頃から心得ておくことが大切です。

自動車事故のための備え

ここまでは、万が一事故を起こしてしまったらという話でした。
しかし、例えば「長時間運転はしない」などの事故防止対策をしっかりととっておくのが何よりも重要です。
16時間以上の運転は飲酒運転と同じくらい注意力が散漫になるという専門家もいます。最近はサービスエリアや道の駅も充実していますし、家族や友人がお土産を見ている少しの間でもしっかりと休息をとりましょう。

いざというときに必要な情報を控えておくことも大切です。
「保険会社の連絡先」に加え、「保険証券の番号」や「JAFロードサービスの会員番号」なども実際に利用する際に必要となります。また、基本的なことですが相手の名前や連絡先、警察とのやりとりを記録するために「メモ用紙」と「ペン」は常に車内に置いておきましょう。スマートフォンをメモ代わりにしている人も多いですが、そのスマホで通話するかたちになりますし、相手方に「書いてください」と渡すことになるかもしれませんので、この2つは必須アイテムです。

あらゆるハプニングを想定して準備しましょう

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車が自走不可になった場合のことも考えると、充分な量の「水」や「毛布」などの防寒具も装備しておきたいところです。水は飲用のほか、汚れを落とすのにも使えますので、数リットルあっていいでしょう。

事故はいつどこで起きるか分かりませんので、「懐中電灯」も置いておきましょう。事故現場の写真を撮るのにも、スマホのライトでは心もとないです。また、携帯電話が通じない場合に備えて、「テレホンカード」を1枚用意しておくと安心です。スマホは電池の消費が激しいので、「車のシガーソケットを活用できるUSB充電器」を常備しておくと安心です。

けが人や事故車両に対しての応急処置には、「軍手」や「タオル」があると便利でしょう。消毒液や絆創膏、ハサミなどが入った簡易的な「救急セット」も用意しておきましょう。脱脂綿、テープ、軟膏、ピンセットなどもあるとより盤石です。

チョコレートやクッキーなど、簡単に食べられるものも役に立ちます。これらの役割は空腹を満たすというとことだけではありません。事故にあってしまったときは、平常心を失いがちです。そのときに、普段食べているものを口にすると、心が落ち着くという効果もあります。
「慌てず、冷静に」。
これがすべてにおいての鉄則です。

そしてもしも車を廃棄することになった場合は事故車専門の買取りサービスへと相談してみましょう。

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